2009年11月16日、ドメインの世界的な統一基準を取り仕切る米ICANNがアルファベット以外の文字を使ったドメインの導入を承認したことを受け、中国ネットワークインフォメーションセンター（CNNIC）が中国語ドメイン名の登録受け付けを開始した。17日付で信息時報が伝えた。

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これにより、「互聯網．中国」（インターネット．中国）といった業界ドメイン名から、「聯想．中国」（レノボ．中国）といった企業ドメイン名、サービス名、製品名、有名人の名前、人気キーワードなど、さまざまなドメイン名を取得しようと申請が殺到している。

ところが、ドメイン名の登録を第3者によって先を越されてしまうという事態も多い。調べによれば、周杰倫（ジェイ・チョウ）、宋祖英（ソン・ズーイン）といった人気歌手や、劉徳華（アンディ・ラウ）など人気俳優の名前によるドメイン名の登録受付がすでに第3者によって行われていることが判明したという。

業界関係者は、ドメイン名は言わば形のない資産だと話し、先に登録されてしまえばドメイン名を買い戻すために多額の出費を余儀なくされてしまうことから、知名度が高くない中小企業ですらドメイン名の保護に力を注ぐ必要性が高まっていると指摘している。（翻訳・編集/岡田）