エクソンがガソリンスタンドで新戦略=米国内のGS全てを売却、中国でGS事業を大幅拡充へ―米紙

Record China    2009年11月15日(日) 7時53分

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12日、米紙は、世界最大の民間石油会社・エクソンモービルが中国で本格的なガソリンスタンド事業に乗り出したと報じた。このほか、シェルやシェブロンなど大手も中国市場への参入を狙っているという。写真は福建省福州市にあるシノペックのガソリンスタンド。

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2009年11月12日、米紙ウォールストリート・ジャーナルは、世界最大の民間石油会社・エクソンモービルが中国で本格的なガソリンスタンド事業に乗り出したと報じた。このほか、シェルやシェブロンなど大手も中国市場への参入を狙っているという。人民網が伝えた。

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同紙によれば、エクソンモービルは45億ドルを投じて中国石油化工集団公司(シノペック)との合弁で福建省に石油精製・エチレン生産基地を建設した。世界最大規模で、精油能力は1日24万バレルに上る。また、同社は米国に所有するガソリンスタンドをすべて売却し、代わりに中国での事業拡大を決定。750か所のガソリンスタンドを建設する計画を打ち立てたほか、今夏、中国企業と数十億ドルにおよぶ天然ガス輸送に関する合意書にもサインした。エクソンモービルの動きを見た他の大手も需要の拡大が続く中国に目を付け始めたという。

北京地区には現在、約1100か所のガソリンスタンドがあるが、うちシノペックが6割以上にあたる約570か所、中国石油天然汽(中石油)が約200か所を所有する。シェルやトタルなどの外資は今のところまだ少数だ。(翻訳・編集/NN)

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