2009年11月11日、中国国家統計局は今年10月の主要経済指標を発表した。消費者物価指数（CPI）は前年同月比で0．5％下落。下落幅は9月より0．3ポイント縮小しており、上向き傾向が鮮明になった。

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10月、CPIの品目別では食品価格が前年同期比で1．6％上昇。非食品価格は1．6％下落していた。

1−10月のCPIは前年同期比で1．1％下落。08年1−10月は同6．7％の上昇だった。

また、同局が同時に発表した10月の生産者物価指数（PPI）は前年同月比で5．8％下落していた。下落幅は9月より1．2ポイント縮小。1−10月では前年同期比6．4％の下落となった。08年1−10月は8．2％の上昇。

中国のCPIとPPIは08年後半からの景気減速を受け、今年に入って下落幅が拡大。ただ8月以降は下落幅が縮小し、上向き傾向が続いている。（翻訳・編集/東亜通信）