戸籍重視の政策は「時代遅れ」、政府高官が弊害を指摘―中国

Record China    2009年11月10日(火) 8時58分

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8日、中国国家外国専家局の高官はこのほど、戸籍を過度に重視する中国の現状を時代遅れだと指摘した。写真は戸籍簿を一時提出する青島市内の小学校の新入生。

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2009年11月8日、広州日報によると、広東省深セン市で7日に開幕した「中国国際人材交流大会」のフォーラムで、国内外の専門家が人材に関して議論を交わした。その席上、中国国家外国専家局の高官は、戸籍を過度に重視する中国の現状を時代遅れだと指摘した。

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中国は厳しい戸籍制度を続けており、人口の流動性を阻害するとともに優れた人材を閉じ込め、戸籍がなければ十分な教育を受けることもできず、次世代の人材育成に大きく影響すると指摘されている。

中国国家外国専家局の劉延国(リウ・イエングオ)副局長は、1978年から始まった改革開放政策の成功に触れ、中国はこれまで人材の流動性について多くの便宜を図ってきたが、若者の活躍と次世代の人材を育成するためにもさらに人材の流動性を高めていく必要があると指摘し、戸籍に縛られることで若い世代がその能力を発揮できないようなことがあってはならないと話した。(翻訳・編集/岡田)

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