Record China 2009年11月7日(土) 18時51分
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2009年11月6日、青年参考は記事「中国系米国人が中国の人骨を転売」を掲載した。問題の男性は違法経営罪により懲役8年の刑が言い渡された。写真は何者かに盗掘された陝西省西安市内の古代墳墓。
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2009年11月6日、青年参考は記事「中国系米国人が中国の人骨を転売」を掲載した。10月26日付英国紙デイリーテレグラフが詳細を報じている。
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昨年5月、米国向け小包から人骨を発見した米連邦捜査局(FBI)の連絡により事件は発覚した。翌6月、再び小包を送ろうとしたところで容疑者は逮捕された。容疑者は中国系米国人の丁(ディン、43歳)、北京市の情報コンサルティング会社に勤務している。
捜査の結果、丁が所有する倉庫から1100体もの人骨が発見された。いずれも60年以上前の骨で、一番古いものは1840年代のものだったという。当初、人骨は潘家園骨董市場から購入していたが、後には青海省の農民から直接購入するようになった。農民は誰の者かわからなくなった墓を掘り起こし、人骨を入手していたことが明らかとなっている。丁は人骨に彫刻などの加工を施した上で海外向けに販売していた。
9月21日、裁判所は丁の人骨売買は死者への冒とくであり、社会秩序を乱すものと批判した。違法経営罪を認定し、懲役8年と罰金30万元(約396万円)の刑を言い渡した。協力者の農民2人は懲役5年の刑が科された。丁は判決を不服としてただちに控訴した。(翻訳・編集/KT)
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