Record China 2009年11月2日(月) 13時52分
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2009年10月30日、江蘇省南京市で団地敷地内に人工降雨ロケット弾が落下する事故が起きた。通常は上空で燃え尽きるが、なんらかの不具合が発生したものと見られる。写真は陝西省の人工降雨ロケット弾工場。
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2009年10月30日、江蘇省南京市で団地敷地内に人工降雨ロケット弾が落下する事故が起きた。31日、揚子晩報が伝えた。
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30日朝、団地のある住民は敷地内の物置に向かった。ところが見ると屋根には大穴が開いているではないか。さらに物置にはパラシュートのようなものまで覆いかぶさっている。慌てて物置の中をのぞいてみると、なんと中にはロケット弾が突き刺さっていた。驚いた住民はすぐに警察に通報した。
じつはこのロケット、南京市気象局が29日に打ち上げたもの。大気が乾燥しすぎているために人工降雨を実施したのだという。ロケット弾はプラスチック製で通常は上空で燃え尽きるようになっている。なんらかの不具合が発生したものと見られる。住宅密集地に人工降雨ロケット弾が落下する事故はこれが初めてだという。南京市気象局の姜(ジアン)副局長が団地に出向き謝罪したが、もし人にあたっていたらと住民の不安を呼んでいる。(翻訳・編集/KT)
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