2009年10月30日、中国紙・人民日報によると、全国人民代表大会（全人代）常務委員会が27日開かれ、海外駐在外交官法（草案）についての審議が行われた。

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同草案には、配偶者が外国籍または外国の永住権を持つ外交官について、現在すでに駐在中の者は早急に呼び戻すこと、また今後、外交官を選抜する際は候補から外すことが盛り込まれた。また、外交官の年齢制限を現行の「満18歳以上」から「満23歳以上」に引き上げること、外交官が結婚する際、結婚相手の詳しいプロフィールを報告する義務を課すことも加えられた。

審議に参加した楊徳清（ヤン・ドーチン）委員は、「外交官の管理を徹底し、質を高めるため、この法律の制定は必要なことだ」との考えを述べた。中国では近年、配偶者に外国籍を取らせた上で不正行為に手を染める外交官が増えており、国民から批判の声が上がっていた。（翻訳・編集/NN）