米ドルと連動し人民元安続く=アジア各国に悪影響―韓国紙

Record China    2009年10月31日(土) 9時8分

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27日、韓国紙・朝鮮日報はドル安に伴い人民元相場も下落し、アジア各国に影響を与えているとの記事を掲載した。資料写真。

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2009年10月27日、韓国紙・朝鮮日報はドル安に伴い人民元も下落し、アジア各国に影響を与えているとの記事を掲載した。29日、羊城晩報が伝えた。

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中国は2005年7月に固定相場制から通貨バスケットを用いた変動相場制へと移行した。その後、3年間で人民元レートは対ドルで16%上昇したが、昨年7月からは1ドル=6.82元でほぼ固定されている。米ドルは今年3月をピークに下落傾向に転じた。対ウォンでは24.3%もの大幅安となっている。人民元も米ドルと歩調を合わせているため同様に下落した。ウォン高に苦しむ韓国は為替介入を実施、9月だけで外貨準備は88億ドル(約8040億円)も急増した。

人民元の下落は中国への輸出国及び中国製品との競合国にとっては明らかなマイナス。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が「世界貿易におけるアジアの立場を調整し、貿易不均衡の現状を是正するべき」と発言するなど、人民元への風当たりは再び高まりを見せている。中国は人民元安を維持するために米ドルの買い入れを続けている。(翻訳・編集/KT)

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