売りに出されたドメイン「魯迅.cn」に遺族が猛反発=裁判で所有権引き渡し求める―北京市

Record China    2009年10月28日(水) 16時25分

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26日、中国の文豪、魯迅の一人息子である周海嬰氏(80)が「魯迅.cn」という中国語ドメイン名の引き渡しを求め、安徽省蕪湖市の業者を訴えた裁判が北京市第1中級人民法院(地裁)で始まった。写真はアモイ大学で魯迅記念館の名誉館長に就任した周氏。

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2009年10月26日、中国の文豪、魯迅の一人息子である周海嬰(ジョウ・ハイイン)氏(80)が「魯迅.cn」という中国語ドメイン名の引き渡しを求め、安徽省蕪湖市の業者を訴えた裁判が北京市第1中級人民法院(地裁)で始まった。中国広播網が伝えた。

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この業者は「魯迅.cn」という中国語ドメイン名を取得し、ネットオークションにかけていた。訴えによれば、これは魯迅の名と人格をひどく侵害する行為で、原告が多大な精神的苦痛を被ったばかりでなく、社会にも悪影響を与えた。周氏は業者が所有する6つの関連ドメイン名の所有権を引き渡すよう求めている。

一方、被告となった業者側は「営利目的ではない」と反論。純粋に魯迅を敬愛する気持ちからこのドメイン名を取得したと主張している。双方とも和解の意思はなく、同地裁が近く判決を下す予定。(翻訳・編集/NN)

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