2009年10月20日、中国外交部の馬朝旭報道官は同日の記者会見で、中国人25人が乗り組む貨物船が19日、ソマリア沖のインド洋で海賊に乗っ取られた事件について、「政府は事態の進展に注意を払っており、救援活動に全力を挙げる考えだ」と述べた。中国新聞社が伝えた。

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貨物船「徳新海号」は19日午後、南アフリカからインドに向かう途中、ソマリア東部沖約700カイリの地点で乗っ取られた。会社に「武装した海賊が乗り込んできた」と連絡した後、通信が途絶えたという。

中国外交部は19日、トラブルを避けるためとして、中国船に対し、ソマリア以東1000カイリ、セーシェル以北350カイリのインド洋海域に近づかないよう注意を促していた。（翻訳・編集/東亜通信）