台湾エイサーが米デル抜き世界2位のPCメーカーに―米調査

Record China    2009年10月16日(金) 14時46分

拡大

15日、PC出荷台数で台湾のエイサーが米デルを抜いて世界第2位になった。エイサーの躍進はネットブックの販売が好調だったことが大きく影響しているとみられる。写真はエイサーの王振堂董事長。

(1 / 4 枚)

2009年10月15日、網易科技によると、米国のIT市場調査会社IDCによる今年第3四半期の世界PC市場に関する調査報告から、PC出荷台数で台湾のエイサー(Acer)が初めて米デル(Dell)を抜き世界第2位になったことが分かったとロイター通信が報じた。1位は依然として米ヒューレット・パッカード(HP)だった。

その他の写真

IDCの報告によれば、今年第3四半期の世界のPC出荷総数は7810万台で、前年同期比2.3%増。今年第1−2四半期は出荷台数が前年同期で減少していたが、日本を除く世界各国で予想を上回る出荷数となり、ようやく増加に転じた。10月22日のWindows7発売を前に出荷台数が増加に転じたことは、今年第4四半期や来年の世界PC市場にとって良い傾向だとIDCは指摘している。

出荷台数をメーカー別に見てみると、1位のヒューレット・パッカードは前年同期の1444.1万台から1578.9万台に増加(+9.3%)し、シェアも18.9%から20.2%に伸ばした。2位のエイサーは872万台から1095.6万台に増加(+25.6%)し、シェアは11.4%から14%に。エイサーの躍進は、ネットブックの販売が好調だったことが原因とみられている。

一方、デルの出荷台数は1086.3万台から995万台へと落ち込み(−8.4%)、シェアも14.2%から12.7%に減らしている。4位は中国のレノボ(聯想)で、591万台から698.7万台に増加(+18.2)。5位は東芝で、出荷台数は403.6万台だった。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携