Record China 2009年10月14日(水) 15時44分
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9日、世界的な景気低迷のなか、中国人の高級ブランド商品に対する情熱は相変わらずだ。中国の富裕層は時計やバッグ、宝石などの高級品を依然として大量に買い求めていることが判明した。写真は09年8月、ルイ・ヴィトン寧波店の開店日当日。
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2009年10月8日、英・ロイター社は「どこが危機?中国では高級品が依然大人気との調査結果」との記事を掲載。中国の環球時報が9日付で伝えた。
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全世界が景気低迷で消費の落ち込みを見せるなか、中国人富裕層の高級ブランド品に対する情熱はかげりを見せず、依然として高価な時計やバッグ、宝石などを大量に買い求めているという。米国の販売コンサルタント会社が、訪米した中国人富裕層448人を対象に行った調査によると、過去1年以内にブランド品のバッグを購入した人は約90%。男性の3分の2と女性の3分の1が過去1年以内に高級時計を購入しており、30%の人が「ティファニーの青い箱を家に持ち帰った」と答えている。
中国人のブランド志向について、同社は「1人っ子政策は自己中心的な世代を育てる結果になった。彼らにとって大切なことは、いかにして自分を他人とを差別化するかにある」と指摘。若い世代の中国人は自己の優位性を他人に示すために高級ブランド品を購入したがると分析している。
欧米の経済回復速度が非常に緩慢であることから、世界の高級ブランド各社はアジアに活路を見出そうとしており、世界的に有名なルイ・ヴィトンやリシュモンも中国を最も重要な市場の1つとみなしている。(翻訳・編集/本郷)
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