テレビ局の中国報道はねつ造!現地在住華人が怒りの訴え―ドイツ

Record China    2009年10月12日(月) 15時49分

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10日、環球時報は、国慶節(建国記念日)大閲兵式を報じたドイツの地元テレビの報道にねつ造があったと報じた。写真は建国記念日の大閲兵式。

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2009年10月10日、環球時報は、国慶節(建国記念日)大閲兵式を報じたドイツの地元テレビの報道にねつ造があったと報じた。

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10月1日は中華人民共和国成立60周年の国慶節。北京市では大規模な軍事パレードが開催された。パレードの模様は世界各国で報道されたが、第2ドイツテレビの報道にねつ造があったという。ベルリン在住の中国系研究者・林(リン)氏が環球時報に情報提供して明らかとなった。

同テレビは大閲兵式後、ある中年男性のインタビューを放送した。男性は笑みを浮かべながらうれしそうに「見たかったんです」と話していたが、ドイツ語吹き替えでは「(大閲兵式は)屈辱です。(だから)見たかった」と変えられていた。

また、胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席の「社会主義のみが中国を救うことができ、改革開放のみが中国、そして社会主義とマルクス主義を発展させることができる」との談話も「社会主義、共産主義、マルクスレーニン主義のみが中国を発展させることができる」と改革開放を省いた訳になっていたという。

こうした同テレビのねつ造報道に現地華人は怒っており、インターネットの掲示板では関連の書き込みが10ページを超えるほども集まっている。問題箇所を集めた後、テレビ局に抗議する予定だという。(翻訳・編集/KT)

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