<中華経済>景気回復の兆し強まる、沿海部は深刻な人手不足に―中国紙

Record China    2009年10月10日(土) 11時26分

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7日、今年第1〜第3四半期の消費者物価指数(CPI)や雇用情勢は中国経済が急速な勢いで回復していることを示していると報じられた。写真は広東省東莞市の玩具工場。

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2009年10月7日、中国の華僑向け通信社である中国新聞社(電子版)は、今年第1〜第3四半期の消費者物価指数(CPI)や雇用情勢は中国経済が急速な勢いで回復していることを示していると報じた。

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2月の中国のCPI伸び率は前年同期比1.6%減となり、6年ぶりのマイナスを記録した。3〜5月は下落ペースが若干鈍化したが、6月から7月は1.8%と再び加速。だが、8月には1.2%にまで縮小した。投資銀行大手、中国国際金融有限公司(中金公司、CICC)の哈継銘(ハー・ジーミン)主席エコノミストは「11月にはプラスに転じる。来年の伸び率は通年で3.5%」と予測している。

また、昨年の春節(旧正月)は景気悪化により多数の農民工(出稼ぎ農民)が失業したが、最新のデータによれば、そのほとんどが再就職を果たした。受注が回復し始めた沿海部は深刻な人手不足に陥っており、広東省深セン市では6月、求人数に対し、6万人の労働者が不足する事態となった。(翻訳・編集/NN)

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