Record China 2009年10月10日(土) 3時16分
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6日、「一人っ子世代」が結婚適齢期に差し掛かった中国では、毎年約800万人が結婚し、ブライダル産業の売上高だけで少なくとも国民総生産(GNP)の2.5%に相当する約5兆4000億円にも達している。写真は伝統スタイルの結婚式。
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2009年10月6日、中国新聞社によると、「一人っ子世代」が結婚適齢期に差し掛かった中国では、毎年約800万人が結婚し、ブライダル産業の狭義の売上高だけで国民総生産(GNP)の2.5%に相当する約4000億元(約5兆4000億円)にも達している。
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記事によると、中国では1978年以降に出生した「一人っ子世代」が結婚適齢期に差し掛かっており、毎年約800万人が結婚している。一人っ子世代は、生活水準の向上や両家庭からの援助によって大きな消費能力を内在させているだけでなく、結婚に対する考え方もかつての簡単・節約型から個性・流行追求型に変わってきており、また、消費に対する意識にも大きな変化が見られる。
こうした変化や結婚するカップルの増加を背景に、中国では現在、結婚に直接的または間接的に関係するブライダル産業が60種類以上あるという。その中の代表的な業種として、結婚記念アルバム・ビデオなどの制作(注:中国では結婚の記念に豪華なアルバムを制作するのが一般的)、ブライダルプランの立案、結婚式場、ウェディングドレスの制作・販売、新婚旅行の企画・実施などが挙げられる。あるアンケートによると、新婚カップルによるこれらの業種の利用率は、結婚記念アルバム制作(88.4%)、結婚式場(78.74%)、新婚旅行(67.66%)、ブライダルプランの立案(49.14%)、ウェディングドレス制作(36.83%)、となっている。
中国では、こうしたブライダル産業の狭義での売上高だけでGNPの2.5%に相当する約4000億元に達していると見られており、内需の拡大にも大いに貢献しているという。(翻訳・編集/HA)
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