Record China 2009年10月9日(金) 0時25分
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6日、中国政府は今年、国慶節と中秋節を含む連休期間を10月1〜8日と定めた。この休日期間中に全て出勤した場合、計算すると8日間の残業代が平常月1か月分の給料に相当する金額となるという。資料写真。
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2009年10月6日、中国政府は今年、国慶節(建国記念日)と中秋節(中秋の名月)を含む法定休日、および土曜・日曜の公休日を調整して、10月1日から8日間連続の休日とした。これに関連し、この休日期間中に全て出勤した場合、労働契約法に基づいて残業代(=休日出勤手当て)を計算すると、8日間の残業代が平常月1か月分の給料に相当する金額となるという。揚子晩報が伝えた。
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今年の国慶節・中秋節の8日連休は次のように日程を調整し、決定された。
中国の法律では10月1日は国慶節にあたり、この日を含めて3日間、すなわち10月1〜3日が法定休日として定められている。4日は日曜日のため、通常の公休日。また3日は、土曜日としての公休日と中秋節としての法定休日が重なっているため、この休日をそれぞれ5日と6日に振り替える。あわせて、連休直前の9月27日と、直後の10月10日の公休日(それぞれ日曜日と土曜日)を平常日として出勤するように調整し、この2日間を7日と8日に振り替えることによって、10月1日から8日までの8連休となった。
一方、中国の労働法では、「法定休日に出勤した場合は基準給与(日給)の3倍の残業手当を、公休日に出勤した場合は2倍の残業手当を支払うこと」と定められている。この規定に基づき、月給3000元(約4万500円)の社員が8連休中のすべての日に出勤したとして残業代を計算すると次のようになる。
1.残業代計算の基準となる日給
3000元÷21.75日(月の実労働日数)=137.93元(約1862円)
2.法定休日4日(10月1日、2日、3日、6日)分の残業代
137.93元×3倍×4日=1655.16元(約2万2345円)
3.公休日4日(10月4日、5日、7日、8日)分の残業代
137.93元×2倍×4日=1103.44元(約1万4896円)
従って、8日間の残業代は合計で2758.6元(約3万7241円)となり、1か月分の給料3000元に迫る額となる。(翻訳・編集/HA)
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