Record China 2009年11月7日(土) 13時7分
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09年11月、台湾映画歴代1位の興行収入をあげた映画「海角(かいかく)七号/君想う、国境の南」(ウェイ・ダーション監督)の日本公開が09年12月に決まった。主演のファン・イーチェン(范逸臣)が独占インタビューに応じてくれた。
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2009年11月、2008年夏に公開され台湾映画歴代1位、外国映画を含めても「タイタニック」に次ぐ歴代2位に当たる14億円の興行収入をあげた話題の映画「海角(かいかく)七号/君想う、国境の南」(ウェイ・ダーション=魏徳聖=監督)の日本公開が09年12月に決まった。
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主演のファン・イーチェン(范逸臣)の独占インタビューの模様をお伝えする。
質問)日本のファン、日本について
――これまでコンサートでも日本の人に応援してもらってうれしい。
来日は5回目で一度は遊びでスキーにきた。日本は「見た目」は似ていて近いようだがどこか台湾とは違うところがある。
今回は映画の公開前なのに、これだけ多くのファンが集まってくれた。この映画で自分を知ってくれる人が多いと思うが、歌手なので今後はもっと自分のロックな一面も見てもらいたい。
実は、以前は日本の人は外来文化をあまり受け入れないと思っていたが、来てみると好奇心も受容度も高いのが意外だった。
質問)今までの活動と映画に出て感じたこと
――元々はバンドで活動していたが、2002年にメジャーデビューして以来ラブソングやソフトな曲を歌うことが多かった。
今回、映画の挿入歌の作曲も任され、自分が本当にやりたいロックテイストの曲を書いたところ、監督からOKが出て採用された。この経験を通して自分がやりたい音楽をやっても通用することが分かり、続けていきたいと思うようになった。
ソロ歌手として活動していた7年間はレコード会社に決められたままのやり方で自分を忘れていたが、この映画で人生が大きく変わった。これからは原点に戻ってバンド活動をしたいと考えており、現在もう1人のメンバーと次の活動を準備している。
質問)主人公アカと自分の似ているところ、似てないところ
――アカの社会に不満があり、反抗的な部分は共通する。ぼくは楽観的、多面的で、ギャグも大好きだがそこは似ていないと思う。アカのわがままで周りの人の感情を意に介さず自己中心的なところに憧れる部分もあるがああいう風にはなれない。
質問)日本女性、および競演の田中千絵の印象
――実は日本女性はとても台湾女性と似ていると思う。
共演した田中さんについては、まじめすぎて要求が厳しいところが台湾女性と違うという印象。鷹揚でありながら、喜怒哀楽も好き嫌いもしっかりと伝える事ができるところは台湾に似ていると感じる。
田中さんはとてもまじめで、冗談を言ったら真に受けてしまったこともありおかしくて可愛かった。
(インタビュー:kinta、写真・編集:まさゆき)
提供写真は(c) 2008 ARS Film Production. All Rights Reserved.
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