中国は来年、日本を抜いて世界第2位の経済大国に―シンガポール紙

Record China    2009年10月7日(水) 11時11分

拡大

4日、シンガポール華字紙は、世界的な経済危機の影響で日本経済の低迷が加速し、来年にも世界第2位の経済大国の座を中国に明け渡すと報じた。写真は江蘇省昆山市の装飾品メーカー。来年の上海万博に特許製品を出品する。

(1 / 4 枚)

2009年10月4日、シンガポール華字紙・聯合早報は、世界的な経済危機の影響で日本経済の低迷が加速し、来年にも世界第2位の経済大国の座を中国に明け渡すと報じた。環球時報が伝えた。

その他の写真

記事によれば、最近の国際世論は日本の没落を指摘する声が高まっている。米紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューンは日本経済の衰退と中国経済の台頭を比べ、予測より早い時期に日本は中国に追い抜かれると報道。第一生命経済研究所の熊野英生主席エコノミストも「今後20年の間に日本経済の地位が転落することは想像に難くない」と指摘している。米紙ニューヨーク・タイムズは、中国の台頭が日本経済の衰退を加速させていると分析。野村資本市場研究所の関志雄上級研究員は「中国に追い抜かれることは日本にとって、大きな心理的打撃だ」と指摘した。

また、記事によれば、09年の中国の経済成長率は8%を超えるが、低迷が続く日本は1%程度にとどまると経済専門家は予測する。1人当たりの平均収入では中国は日本の10分の1にも満たないが、総合的に見れば中国経済はとっくに日本を追い抜いており、20年までには世界第1位の米国をも上回ることになる、と記事は伝えている。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携