Record China 2009年10月2日(金) 16時2分
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29日、陝西省の地元紙・華商報は、新型インフルエンザの感染拡大によって休校になった同省西安市の中学の一部教師が、インターネット上のチャットを利用した“授業”を行ったと紹介した。生徒の評判は上々だという。資料写真。
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2009年9月29日、陝西省の地元紙・華商報は、新型インフルエンザの感染拡大によって休校になった同省西安市の中学の一部教師が、インターネット上のチャットを利用した“授業”を行ったと紹介した。生徒の評判は上々だという。
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中国で普及しているチャットソフト「QQ」を利用した“授業”を行ったのは、西安市愛知中学1年生のあるクラスだ。9月27日から新型インフルのため休校になり、生徒たちは自宅学習となった。クラス担任で英語教師の趙岳さんは自宅でQQを利用できる生徒を対象に、チャット上で復習や宿題の解説などを行うことにした。
このクラスの生徒は59人で、うち55人がすでにQQのアカウントを持っていた。授業は休校開始から9月30日の間、毎日午前8時から11時までで、担任のほか数学と国語の教師も参加した。生徒たちの“出席率”は高かったという。QQを利用できない生徒には、担任が電話や家庭訪問の形で自宅学習をフォローした。
この“授業”を受けた李易暁君は、「先生はいつも厳しい感じだが、チャットだと身近に感じられてよかった」と話していた。
クラス担任の趙さんはチャット授業の目的について、自宅学習のフォローのほか、自宅で過ごさなければならない生徒たちに「みんなと一緒だ」という安心感を与えることにもある、と説明した。(翻訳・編集/東亜通信)
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