初の国産大型ジェット旅客機「C919」、エンジンは米GE製が最有力―中国

Record China    2009年9月29日(火) 11時1分

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27日、中国初の国産大型旅客機「C919」。研究開発した中国商用飛機有限公司(COMAC)は「ボーイングやエアバスより10%も低価格で、手強いライバルになることは必至」とかなりの強気だ。写真は23日の「北京国際航空展」で披露された「C919」の模型。

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2009年9月27日、中国初の国産大型旅客機「C919」の模型が今月初めに香港で開かれた国際航空展示会で初披露され、大きな注目を集めた。研究開発した中国商用飛機有限公司(COMAC)は「ボーイングやエアバスより10%も低価格で、手強いライバルになることは必至」とかなりの強気だ。北京晩報が伝えた。

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「C919」は今月8日の「2009年アジア国際航空展覧会」で10分の1の模型が初めて披露された。頭文字の「C」は、「China」と「COMAC」の「C」。エアバス(A)、ボーイング(B)と並ぶ世界を代表する航空機にしたいとの願いも込められている。最大客席数は190人。14年に初飛行、16年に航空会社に納入される予定。国内市場を皮切りに海外市場へも売り込む方針だ。これに続き、最大客席数290人の「C929 」の開発も計画されている。

機体の製造は中国国内の5つのメーカーが担うことになっているが、エンジンはゼネラル・エレクトリック(GE)、プラット・アンド・ホイットニー、ロールスロイスなど複数の外資メーカーの中から選ばれる見通しだ。うち最も有力とされているのが、中国初の地域路線用ジェット旅客機「ARJ21」にもエンジンを提供したGE。だが、最終的には中国の国産エンジンを搭載することが目標だという。(翻訳・編集/NN)

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