2009年9月19日、東方網によると、中国国家観光局は18日、今年8月の「観光経済の統計」を発表した。これによると、8月に中国に入国した観光客数はのべ1109万1900人で前年同月比3．06％増と回復に転じた。

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8月の中国国内の観光収入は合計34億6600万ドル、前年比5．38％となっており、08年5月から15か月連続でマイナス成長だった入国者数が初めて増加に転じた。また8月に入国した外国人観光客数はのべ201万3500人で、5．47％増加の増加を記録した。特に日本、ドイツ、フランスなどの10か国は前年比で2ケタの伸びを示している。

北京市旅遊局の張慧光（ジャン・フイグアン）局長は、「今年8月に北京市を訪れた外国人観光客はのべ38万4000人。北京五輪のあった前年と比べると1．3％のマイナスだが、今年に入って最多を記録した」と述べた。北京市の09年上半期の観光客数はのべ8540万人で、前年比20．8％の増加、観光収入も合計271億元（約3622億円）と大きな伸びを示している。ただし張局長は、中国の活発な旅行業界を支えているのは国内観光客であるとも指摘した。（翻訳・編集/本郷）