<路線バス炎上>犯人究明に米FBIの画像解析システムが活躍―四川省成都市

Record China    2009年9月19日(土) 5時35分

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17日、四川省成都市の公安当局は6月に起きた路線バス炎上事件など重大事件の解決に米国製の画像解析システムが大きく貢献したと紹介した。米連邦捜査局(FBI)でも現在、同じものが使われているという。写真は6月5日の路線バス炎上事件現場。

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2009年9月17日、四川省成都市の公安当局は6月に起きた路線バス炎上事件など重大事件の解決に米国製の画像解析システムが大きく貢献したと紹介した。米連邦捜査局(FBI)でも現在、全く同じものが使われているという。18日付で四川オンラインが伝えた。

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6月に起きた路線バス炎上事件は乗客27人が死亡、74人が負傷する大惨事となった。捜査の結果、犯人として浮かび上がったのは死亡した乗客の1人だった江蘇省蘇州市出身の陳雲良(チェン・ユンリアン)(62)。陳はポリタンクを持って乗車後、中に入っていたガソリンを車内にぶちまけ火をつけた。当初の目撃証言によれば、犯人は「赤い服、頭のてっぺんが薄い、七分丈のズボン」の男だったが、陳が乗車したバス亭に設置された防犯カメラの画像から全く同じ特徴の陳の姿が発見され、これが解決の決め手となった。この時、防犯カメラの画像解析に活躍したのが米国から導入されたシステムだった。

成都市内には現在、駅やバス停など市街地を中心とした6743か所に防犯カメラが設置されているが、今後さらに8000か所増やす予定だ。現在、増設工事が進められており、完了すれば市中心部のほぼ全域が網羅されるという。(翻訳・編集/NN)

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