2009年9月17日、同日付の人民日報によると、2009年上半期、中国全土で党・政府関連の公務出張で海外に行った人は過去3年間の平均数より約半減した。08年後半からの景気後退を受け、中国当局は今年初め、関連機関に対して節約の徹底と無駄な海外出張の中止を厳命していた。

【その他の写真】

同紙によると、このほど行われた報告会で、今年上半期に党・政府機関の公務出張で海外に行った団体数は過去3年間の平均より55．36％減、人数は同53．23％減だった。こうした海外出張や自動車の購入・使用、接待費用の見直しにより、全国で160億元（約2127億円）が節約されたという。（翻訳・編集/東亜通信）