ダライ・ラマ14世訪台が観光業を直撃?本土客の予約キャンセル相次ぐ―台湾高雄市

Record China    2009年9月18日(金) 17時27分

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17日、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の訪台後、高雄市のホテルでは中国本土観光客の予約キャンセルが相次ぎ、関係者が頭を悩ませている。写真は高雄の六合夜市。

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2009年9月17日、複数の台湾メディアによると、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の訪台後、高雄市のホテルでは中国本土観光客の予約キャンセルが相次ぎ、関係者が頭を悩ませている。中国新聞網が伝えた。

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高雄市は台風被災地への慰問としてダライ・ラマ14世の訪台を要請した地方自治体のうちの1つ。10月の高雄映画祭では「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長を主人公としたドキュメンタリー映画が上映されることも決まっている。中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の楊毅(ヤン・イー)報道官は、「ラビアは民族の分裂を企てる犯罪者。これ以上、両岸(中台)関係の平和的発展が妨害されないことを希望する」と不快感を表している。

記事によれば、9月に入ってから高雄市内のホテルでは、本土観光客からすでに3000室分の予約キャンセルがあった。ホテル側の損害額は600万NT(約1700万円)以上。このままではレストランや交通機関、土産物屋なども大きな痛手を被る。そこで、同市ホテル組合は高雄市に対し、カーディル議長の映画上映を取り止めるよう、近く文書で要請する予定だ。(翻訳・編集/NN)

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