日本留学の好材料が次々に、希望者も大幅増=卒業後の就労ビザ取得枠拡大など―中国

Record China    2009年9月18日(金) 12時50分

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16日、日本への留学を希望する人たちに朗報が続いている。「留学生30万人計画」をはじめ、ビザの在留期間延長、卒業後の就労ビザ取得枠の拡大などによって、日本留学の希望者が中国で増えている。写真は07年10月に北京市で行われた各国大学の入学説明会。

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2009年9月16日、日本への留学を希望する人たちに朗報が続いている。文科省などによる「留学生30万人計画」をはじめ、留学・就学ビザの在留期間3か月延長、卒業後の就労ビザ取得枠の拡大(従来は在学中の専攻と関連ある職種のみだったが、職種の制限が撤廃された)などによって、日本へ留学を希望する人が中国で増えている。南方日報が伝えた。

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先日、広東省広州市で行われた日本の語学学校や大学などの入学説明会には多くの人が詰めかけた。ある統計によれば、日本留学に関する問い合わせは今年に入って30%増加しているという。しかし、ある専門家は、日本の語学学校のシステムについて、一部の中国人学生は誤解している面もあると指摘。日本の大学に入学するには当然、試験を受けなければならない。そのため、いわゆる「日本語学校」は日本語を教えるだけでなく、大学入試(日本留学試験=留学生向け入学試験)に留学生を合格させる教育機関という側面がある。

日本留学試験は、従来の日本語能力試験と私費外国人留学生統一試験に代わるものとして2002年から実施されているが、日本留学試験は中国国内では実施されていない。この試験に合格するためには、まず日本で語学学校に入学するのが近道だ。一部大学には留学生の大学進学をサポートする「留学生別科」も設けられているが、設置している大学は多くない点にも注意が必要だと、専門家は指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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