スポーツの祭典で政治的な小競り合い、台湾のイメージ傷つくだけ―シンガポール華字紙

Record China    2009年9月15日(火) 10時16分

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13日、台湾が開催地となった2つの国際スポーツ大会をめぐるブルー陣営とグリーン陣営の「小競り合い」に、ネット上で批判が高まっている。写真は5日に行われた第21回デフリンピックの開会式。

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2009年9月13日、台湾が開催地となった2つの国際的なスポーツ大会をめぐるブルー陣営とグリーン陣営の「小競り合い」に、ネット上で批判が高まっている。シンガポールの華字紙・聯合早報が伝えた。

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7月に開催された国際スポーツ大会「第8回ワールドゲームズ」と5日に開幕した聴覚障害者のオリンピック「第21回デフリンピック」。両者はそれぞれ台湾独立志向の強い「グリーン陣営」の基盤である高雄市と与党・国民党を中心とした「ブルー陣営」の基盤である台北市が開催地だ。

そのため、ネット上では両陣営の支持者が「どちらの開会式が素晴らしかったか」と激しい火花を散らし、台北市は高雄での予算の方が2倍も高いと強い不満を示す。予算が決められたのは民進党政権当時。台湾でスポーツ行政を管轄する行政院体育委員会は「不公平が存在するのは事実」と認めながらも、「予算法」の規定で変更はできないという。

台湾では何かにつけて両陣営の対立や足の引っ張り合いが目立つ。ネットユーザーの間では、せっかく台湾で開催された国際的なスポーツ大会の場においても、こうした小競り合いがなくならないことに「台湾の国際イメージに傷が付くだけ」と不快感を表す声が噴出している。(翻訳・編集/NN)

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