4000年前の炭化した米粒を発見=稲作があった確証―湖北省黄石市

Record China    2009年9月14日(月) 13時28分

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12日、湖北省の「蟹子地遺跡」で、極めて珍しい4000年前の米粒が発見されたことが分かった。写真は発掘現場。

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2009年9月12日、楚天都市報によると、このほど発掘調査の第1段階が終了した湖北省の「蟹子地遺跡」で、極めて珍しい4000年前の米粒が発見されたことが分かった。

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蟹子地遺跡は、湖北省黄石市大冶の山地に位置する。1983年に発見され、これまでに石器や陶器が数多く出土している。間もなく着工する高速道路工事に先立って、発掘調査が進められており、そのなかで4000年前の土層から炭化した米粒が発見された。同省の考古学者・羅運兵(ルオ・ユンビン)氏によると、「同遺跡に集落があったと推測される」という。

昨年の夏には、同省孝感市でも5000年前の米粒が発見されており、長江流域で水田稲作が行われていた裏付けとなっている。同氏によると、長江南岸に位置する蟹子地遺跡で米粒が発見されたことは、新石器時代から商・周時代に同省東南地域で稲作が存在していた確実な証拠になるという。(翻訳・編集/SN)

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