Record China 2009年9月14日(月) 2時36分
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2009年9月11日、時代週報は昨今重要性を増している貴重な資源・ヘリウムに関する記事を掲載した。世界の産出量のうち80%が米国に集中しているという。写真は今年8月、パオトウ市で開催された第1回気球祭。
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2009年9月11日、時代週報は昨今重要性を増している貴重な資源・ヘリウムに関する記事を掲載した。世界の産出量のうち80%が米国に集中しているという。
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1868年、フランスのピエール・ジャンサンとイギリスのノーマン・ロッキャーはそれぞれ別個にヘリウムの存在を予言した。2人は皆既日食についての研究の中でその存在に気づいたのだった。後にエドワード・フランクランドがこの元素の存在を立証、太陽の観測が発見のきっかけになったことから、ギリシャ神話の太陽神・ヘリオスの名をとり、ヘリウムと名付けられた。
比重が軽いヘリウムは気球製造に用いられているほか、現在では低温超伝導実現のための冷却剤としても使われるなど重要性を増している。大気中に含まれるヘリウムはきわめて微量であり、産業的には天然ガスからの採掘に頼っている。ただし全ての天然ガスに多量のヘリウムが含まれているわけではなく、産出量の80%は米国に集中している。太陽の光は地球全体をくまなく照らしてくれるが、太陽の元素はそういうわけには行かなかったようだ。(翻訳・編集/KT)
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