国民党幹部が北京を極秘訪問=ダライ・ラマ訪台に理解求める―台湾紙

Record China    2009年8月31日(月) 11時35分

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29日、台湾紙は、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の訪台に絡み、台湾の与党・国民党は中国側の理解を求めるため、党幹部を北京に派遣したと報じた。写真は16日、救援活動中のヘリコプター墜落事故で死亡したパイロットの遺族を見舞う馬総統。

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2009年8月29日、台湾紙・聯合報は、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の訪台に絡み、台湾の与党・国民党は中国側の理解を求めるため、党幹部を北京に派遣したと報じた。30日付で中国中央テレビ(CCTV)のウェブサイト・央視網が伝えた。

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ダライ・ラマ14世は台風8号の被災地を慰問するため、30日、台湾入りした。9月4日までの滞在中は多数の犠牲者を出した高雄県で供養を行うほか、台北市などで講演も行う予定。法要には馬英九(マー・インジウ)総統は参加せず、代わりに●春柏(ジャン・チュンバイ=●は擔のつくり)総統府秘書長が出席するという。

今回の訪台は特に被害の大きかった高雄市など南部7つの自治体首長が要請。いずれも台湾独立を掲げる野党・民進党出身の首長だったが、当局はこれを許可。「人道的な配慮で宗教活動がメイン」と説明しているが、中国側は強く反発している。非難の矛先は今のところ「民進党」だけにとどまり馬政権や国民党に対する批判は避けられているが、同紙は「今後の中国側の対応」について懸念を示している。(翻訳・編集/NN)

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