重陽節の洗濯に込めた明るい翌年への希望―重慶市

Record China    2006年11月1日(水) 2時17分

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この地域では、重陽節に掛け布団や衣類などを洗濯すると、続く冬と春を健康に過ごせるといわれている。

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2006年10月30日は旧暦の9月9日、中国伝統の「重陽節」である。この日重慶(じゅうけい)市雲陽(ユンヤン)新県にある濱江(ビンジャン)ダム湖は、持ち寄った衣類を洗う人々で賑わった。

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この地域では重陽節に「浣洗(かんせん)」と呼ばれる洗濯をする風習が、1000年も前から続けられてきた。重陽節に洗濯をすると、間もなくやって来る冬と春を健康に過ごすことができ、来年明るい1年を送れるのだそうだ。

三峡ダムの貯水工程が始まって以来、ダム周辺の自然環境が変化し、水質がよくなった。若い世代も伝統を捨てないため、例年と同じように浣洗の儀が行われた。

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