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26日、敦煌などのシルクロード都市で知られる甘粛省に「河西走廊」と呼ばれるオアシス都市群がある。かつては中国と西側世界をつなぐ拠点として発展したこの場所が、現在はとどまることを知らない砂漠化によって呑みこまれようとしている。写真は武威市民勤県。
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2009年8月26日、敦煌などのシルクロード都市で知られる西域の入り口・甘粛省、そこを流れる黄河西側に「河西走廊」と呼ばれるオアシス都市群がある。かつては中国と西側世界をつなぐ拠点として発展したこの場所が、現在はとどまることを知らない砂漠化によって呑みこまれようとしている。中国青年報の報道。
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河西走廊の中の一都市・武威市民勤県。西側を中国第3の砂漠・バダインジャラン砂漠、東側を中国第4の砂漠・テングリ砂漠に挟まれた人口30万人の小都市は、その面積1万6000平方キロメートルのうち94.5%が砂漠と化してしまっている。市民らは始終、全身を砂で汚し、砂に覆われた家の中で暮らしている。
1年のうち139日は砂まじりの風が吹き、うち37日は砂嵐に見舞われるという同県。砂嵐が吹けきつければ顔は焼けるように痛く、わずか50cm先も見えなくなるという。口中は砂だらけで、食事をすれば飯椀の半分は砂が入っており、顔まで布団をかぶらなければ眠ることもできない。ある老人の話によると、彼の幼少時、一緒に下校していた同級生が砂嵐に吹き飛ばされたまま行方不明となり、数年後に50km離れた場所で白骨化して発見されたこともあったらしい。近年でもっとも大規模だった93年の砂嵐は、一瞬にして30人以上もの若者の命を奪った。
かつてのシルクロード文化のゆりかごが、時に命を脅かすような危険な場所となってしまっている。それもすべて、環境破壊が引き起こした砂漠化の弊害だ。(翻訳・編集/愛玉)
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