2009年8月24日、中国新聞社は中国国内の8月第4週の鉄鋼価格が大幅下落したと報じた。16週連続で値上がりした後、2週続けての値下がりとなった。北京、天津などでは、2週間の下げ幅が計20％前後に達している。

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中国の鉄鋼価格は2008年秋からの世界的な景気減速による需要減や生産過剰により大きく下落を続けたが、4月下旬から長期にわたって上昇。今年7月の伸び幅は過去8年間で最高だった。

8月第4週の中国国内主要鋼材製品の価格動向は次のとおり。（1）建築鋼材は北京、天津で1トン当たり500元（約7000円）以上下げるなど、大幅な下落（2）中厚板も大幅下落。南京、重慶などで1トン当たりの下げは400元（約5600円）に（3）冷間圧延および熱間圧延製品の下げ幅は建築鋼材より小さかったものの、上海、南京などで冷間圧延製品の下げはトン当たり500元に（4）大型・中型材の下げ幅は1トン当たり平均120元（約1680円）前後だった。（翻訳・編集/東亜通信）