Record China 2009年8月25日(火) 13時39分
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23日、在日中国人のママさんブロガー・唐辛子さんは小学生の夏休みの宿題で出される自由研究を通じて、子供の考える力を伸ばそうとする日本の教育の在り方について語った。写真は昨年8月、安徽省含山県の青少年書道芸術センターで習字をする子供たち。
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2009年8月23日、在日中国人のママさんブロガー・唐辛子(ハンドルネーム)さんは小学生の夏休みの宿題で出される自由研究を通じて、子供の考える力を伸ばそうとする日本の教育の在り方について語った。
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ブログ「辛子IN日本」の筆者・唐辛子さんは、小学校2年生の子供を持つママさん。日本の小学校は中国と比べ、1年生から「生活」や「図工」の授業を設けるなど、子供の「考える力」の育成により力を入れていると語る。夏休みの宿題で出される自由研究もその1つ。子供が自分で興味のあるテーマを決め、観察し調べた結果をまとめる。テーマは昆虫、植物、雲、天気など何でも良い。
唐辛子さんのお子さんが取り組んだテーマは2つ。「家の近くのマンホール」と「恐竜」だ。「マンホール」は夏休み前に担任の先生が「様々な図案」について話してくれたことで興味を抱いたという。研究の結果、自宅から徒歩5分以内の場所には大阪万博のシンボル「太陽の塔」が描かれているが、古い住宅街には単調な模様のものしかなかった。日本で図案化されたマンホールが登場し始めたのは1980年代からだということも分かった。
1つのテーマの研究を通じて子供の興味の対象がどんどん広がったと唐辛子さんは感嘆する。「万博は何年に1度開催されるの?」「どんなことをするの?」―。子供の教育で大切なのは「釣った魚を与えるのではなく釣りの仕方を教えること」。唐辛子さんは、受験のために知識を詰め込むのではなく、子供自身に生活や遊びの中で考える力を養わせる日本の教育の在り方を好意的に受け止めている。(翻訳・編集/NN)
※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。
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