急速な工業化・都市化で、環境行政への負荷は限界に近い!=エコ産業育成を強化へ―中国

Record China    2009年8月25日(火) 10時42分

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22日、中国環境保護部部長が、「中国の環境保護(の実態)は、経済発展にとり残され、環境保護行政は過積載で急坂を登っているようなもの」と発言した。写真は南京市の製鉄所。

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2009年8月23日、新京報によると、中国環境保護部の周生賢(ジョウ・ションシエン)部長が22日、「中国の環境保護(の実態)は、経済発展にとり残され、環境保護行政は過積載で急坂を登っているようなもの」と発言した。

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周部長はまた、「中国は工業化の中期段階にあり、完全には工業化がなしとげられていない中で、すでに伝統的な工業文明の弊害が日増しに顕著になっている」と述べた。同部長によると、工業化にともない、都市化が急速に進み、経済発展と自然環境保護の矛盾が突出し、環境負荷は限界に近づいているという。

中国環境部はこれを重く受け止め、全力でクリーン経済とエコ産業を発展させ、汚染物質の排出を減少させるとし、同時に、積極的に中国独自の環境保護政策を探求していく、としている。また、すでに成立した「環境影響評価制度」を最大限に利用し、環境に影響する可能性のある各事業について、環境保護の観点から監督を強めていく考えだ。(翻訳・編集/津野尾)

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