Record China 2009年8月23日(日) 5時59分
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20日、河南省登封市に構える嵩山少林寺は多くの武術ファンにとって憧れの地。毎年のように各地から門下生希望者が訪れるが、少林寺で武術の講習を受ける彼らが現地に落としていく学費等は、年間約48億円にも上ることがわかった。
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2009年8月20日、河南省登封市に構える嵩山少林寺は多くの武術ファンにとって憧れの地。毎年のように各地から門下生希望者が訪れるが、少林寺で武術の講習を受ける彼らが現地に落としていく学費等は、年間3億5000万元(約48億円)にも上ることがわかった。中国新聞社の報道。
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登封市体育局によると、少林武術の普及につれてそのブランド価値は上昇する一方で、弟子入り希望者は増加の一途をたどっており、中には国外のカンフーマニアも多く含まれるという。市内には62か所の武術学校が存在し、年5万人の生徒を迎えている。1人当たり年間6000元(約8万2500円)の学費を納めると計算し、さらに学生の家族や親類が訪れて観光などに1人当たり1000元を消費すると仮定すれば、現地を潤す金額は3億5000万元に上ることとなる。また、武術関連用品の一大生産地としても発展中の同市は現在、メーカー200社を抱え、その売上は年間8000万元(約11億円)にも達するという。
少林寺そのものも巧みなビジネス戦略を展開している。世界各地でのショー公演やネットショップでの関連商品展開、観光客受け入れプログラム実施などで成功を収めているのだ。(翻訳・編集/愛玉)
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