スパルタ訓練で中学生が危篤、講師1人を逮捕―四川省成都市

Record China    2009年8月19日(水) 16時31分

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18日、登校拒否などの「問題児」をスパルタ訓練によって矯正することを謳い文句にした四川省のスクールに参加した中学生が重傷を負い、危篤状態に陥っている。写真は河北省で行われた子供の日のイベント。

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2009年8月18日、登校拒否などの「問題児」をスパルタ訓練によって矯正することを謳い文句にしたスクールが四川省にあるが、これに参加した中学生が重傷を負い、危篤状態に陥っている。四川新聞網が伝えた。

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危篤状態となっているのは14歳の男子中学生。全身に骨折や臓器破損などの怪我を負い、親でも見分けがつかないほど顔が腫れあがっている。中学生の証言によれば、スクールでは食事も満足に与えられず、毎日腕立て伏せ500回など「地獄の特訓」に参加させられていた。

問題となっているのは四川省徳陽市中江県にある「中国反伝統教育万能訓練機構」。調べによると、このスクールではこれまでに訓練生が少なくとも数人、訓練中に溺死などしており、地元警察による家宅捜索も行われた。講師1人が刑事拘留されている。

中学生の両親は同省成都市に出稼ぎに来ていたが、子供の不登校に悩んでいたため、評判を聞いて子供を入学させた。両親によれば、子供の病院入院後もスクール側からは一切連絡がないという。(翻訳・編集/NN)

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