飲酒運転・死亡事故起こした被告に、一審で中国初の死刑判決―四川省

Record China    2009年8月19日(水) 10時44分

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18日、昨年12月に無免許で飲酒運転を起こし、一審で死刑判決を受けた孫偉銘(ソン・ウェイミン)被告の最終審が延期されることが分かった。写真は事故現場。

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2009年8月18日、昨年12月に無免許で飲酒運転を起こし、一審で死刑判決を受けた孫偉銘(ソン・ウェイミン)被告の最終審が延期されることが分かった。成都商報が伝えた。

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事故は四川省成都市内で昨年12月、大量の酒を飲んで自家用車を運転していた孫被告が交通事故を起こし、4人を死亡させ、1人に重傷を負わせたもの。孫被告は無免許だった。中国で、飲酒運転で死亡事故を起こした運転手に死刑判決が出たのは初めて。孫被告は判決を不服として上訴した。

中国でも飲酒運転が社会問題化しており、当局も取り締まりを強化することにしている。この方針を17日付の新華社が公安部交管局の発表として伝えたところ、今月15〜16日のわずか2日間に全国で3167件もの飲酒運転が摘発された。

中国政法大学刑法学の●(=こざとへんに元)斉林(ルアン・チーリン)教授は「二審でどんな判決が出ても、一審で死刑判決が出た意義は大きい。飲酒運転に対する警告になるだろう」と話している。(翻訳・編集/NN)

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