アメリカンドリームよりチャイナドリーム!中国で就活する米国人大卒者が急増中―米メディア

Record China    2009年8月17日(月) 18時2分

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15日、2ケタ近い失業率が大きな社会問題になっている米国では、中国の北京市や上海市で就職活動を行う大学新卒者が増えているという。写真は労働者向け求人広告。

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2009年8月10日付の米紙ニューヨーク・タイムズによると、金融危機の影響で深刻な失業率を抱える米国の大学生は、国内企業だけでなく中国の北京や上海での就職も視野に入れて活動している。15日付で中国青年報(電子版)が伝えた。

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「ここ数年、多くの米国人の若者が中国で職活をしている」と話すのは、中国最大の自動車部品メーカー集団に属する「亜新科公司」の米国人社長・Jack Perkowski氏。「私が中国に来たのは1994年で、最初の中国就職ブームの時。今は第2次中国ブームで、しかも大卒の高学歴者がほとんど」と話す。同氏が最近設立した会社は正式な求人をしていないが、すでに60人の就職希望者が履歴書を送ってきており、そのうち20人が米国の若者だという。

米国の若者にとって、いまや中国は「チャイナドリーム」をかなえる場所だ。2006年にニューヨークのバーナード・カレッジを卒業した女性は、北京市にある民間の現代舞踊団に就職。現在は新しい舞踊団の総監督を任されている。彼女は「今の自分の立場は米国では考えられない。中国では年齢や経験よりも実力が正当に評価される」と話している。(翻訳・編集/本郷)

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