【クイーンビートルの浸水隠し】JR九州社長「安全を大前提に運航再開を目指していきたい」 福岡 09-20 18:43
川が逆流する「海嘯(かいしょう)」発生し殺到した観光客が波に…命がけで高級魚狙う人も 中国 09-20 18:42
中国外務省が「偶発的犯行」なのに動機は「調査中」繰り返す…深セン日本人児童刺殺事件で記者追及も「公安当局が調査中」 09-20 18:39
「僕なりにトライした中でのゴール。悔しいですけど…」天を仰いだ上田綺世、“CL幻弾”に語った本音。先発ゼロの現状にも前向き「もがくことで成長できるいい環境」 09-20 18:38
【あすの天気】東北~九州の日本海側中心に大雨警戒 09-20 18:37
【速報】日本産水産物の禁輸を解除へ 中国側が段階的に実施と発表 中国産魚介類の価格も上昇 “海鮮離れ”に不満も 09-20 18:37
3連休直撃か?中国上陸の台風がUターンで日本に…秋雨前線活発化し東北から九州まで警報級の大雨の恐れ 09-20 18:37
漁業関係者「一歩前進だが中国に対しいろいろな思いがある」日本産水産物の輸入再開で日中両国合意 09-20 18:36
中国が日本産海産物の輸入再開へ 処理水放出後に全面停止 岸田総理「即時撤廃に変わりない」 09-20 18:36
中国の長征2号、「吉林1号」シリーズ衛星6基の同時打ち上げに成功 09-20 18:36

長江中下流域の生態系が危機に、生物多様性への影響懸念―中国

Record China    2009年8月15日(土) 22時14分

拡大

13日、長江中下流域の生態系が破壊されつつあると伝えられた。「同流域の生態系がこのまま破壊され続ければ、もはや“母なる大河”ではなくなる」と懸念する声も上がっている。写真は長江での魚の放流。

(1 / 4 枚)

2009年8月13日、人民日報(電子版)によると、長江中下流域の生態系が破壊されつつあるという。

その他の写真

今年の夏、専門家・医師・新聞記者など総勢20人余りで結成された科学調査チームによって、長江源流域に生息する動植物やその環境を把握する実地調査が行われた。同調査は、長江漁業資源管理委員会(長漁委)、世界自然保護基金(WWF)が合同企画したもので、中国科学院水生生物研究所をはじめとする専門家らが参加した。

同調査のチームリーダーで、長漁委・事務局の趙依民(ジャオ・イーミン)副主任は、「農地開拓や乱獲、流域開発など長年にわたる人間活動によって、金沙江(長江の上流部)より下流の水生生物が全面的に危機に瀕している」と指摘する。例えば「長江三鮮」と呼ばれるエツやジギョなどは姿を消しつつあるし、カラチョウザメやエンツュイに至ってはいっそう稀少な存在になりつつある。また、四大家魚(アオウオ・ソウギョ・コクレン・ハクレン)の年間自然繁殖数も、三峡ダム建設の着工前よりかなり減少しているという。

「長江中下流域の生態系がこのまま破壊され続ければ、もはや“母なる大河”ではなくなる」と懸念する声も上がっている。生物の多様性が失われつつある背景には、気候変動といった自然的要因もあるようだ。研究資料によると、1960年から同流域では、10年ごとに約0.27度ずつ気温が上昇しているという。また、氷河や永久積雪も1967年の1406平方キロメートルから2000年には1170平方キロメートルに減少しており、「こうした変化が、同流域に生息する魚類など水生生物に深刻な影響を与えた」と指摘する専門家もいる。(翻訳・編集/SN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携