2009年8月14日、映画「トーキング・ウッドストック」の公開を控えるアン・リー（李安）監督が、故スタンリー・キューブリック監督が着手した作品の後を引き受けるという。信息時報が伝えた。

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「時計じかけのオレンジ」や「フルメタル・ジャケット」で知られる故スタンリー・キューブリック監督だが、1990年代はじめに製作予定だった映画「The Aryan Papers」を、アン・リー監督が引き継ぐという。

中国メディアによると、リー監督の抜擢は、キューブリック監督映画のプロデューサーとして知られるヤン・ハーラン氏の指名によるもの。「The Aryan Papers」は第2次世界大戦下のユダヤ人女性を描いたものだが、製作を進めていた当時、スティーブン・スピルバーグ監督の「シンドラーのリスト」が脚光を浴びたため、内容が似通っていることを懸念して撮影にはいたらなかったという。

さらにリー監督が同作品を引き継ぐ場合、ヒロインの候補としてアンジェリーナ・ジョリーの名前も浮上している。（翻訳・編集/Mathilda）