Record China 2009年8月16日(日) 15時22分
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12日、海外留学から帰国した中国人学生が国内企業23社の面接試験を受けたが、結果は全敗。今の中国企業が求める人材は、高学歴者よりも即戦力となる経験者なのだという。写真は上海での就職フェア。
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2009年8月12日、ロンドン・メトロポリタン大学の中国語ブログサイトに「中国企業が最も寵愛する海帰(海外帰国組)のタイプ」と題した記事が掲載された。
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最近海外留学から帰国し本格的な就職活動を開始した中国人女性は、金融危機の影響で中国経済も落ち込みを見せるなか、自身の就職条件として「グローバル企業でなければ『不去(行かず)』、年収10万元(約140万円)以下なら『不去』、勤務地が大都市でなければ『不去』」という強気の「3不政策」を実行。4か月あまりで23社の面接を受けたが、全て不合格という結果になった。
とうとう「3不政策」を撤廃した彼女が最後に挑戦したのは月収4000元(約5万6000円)の米企業。インターネットに求人広告が出た直後にもかかわらず、初回の面接試験には数十人が集合、海外留学経験者も多く含まれていたが、最終的に選ばれたのは関連の仕事経験がある大卒者だった。
「帰国子女なら即就職」だった昔と違い、長年の留学で獲得した専門分野での深い知識と実際の仕事経験、国際的な人脈を有する者だけが就職できる時代になった。あるいは中国国内で職場経験を積んだうえで、仕事上のスキルアップを目指して海外留学し、必要な資格や学位を得て帰国した者は即戦力として引っ張りだこに。高校や大学を卒業してすぐに留学し、学位を取得して帰国した者は、就職戦線では国内の高卒者や大卒者と同等の扱いを受けるが語学を習得している分だけ強いという。(翻訳・編集/本郷)
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