<ナンパ族>自信回復が目的!合言葉は「1日1ナンパ」―河南省鄭州市

Record China    2009年8月13日(木) 1時23分

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10日、河南省鄭州市でナンパを指導する「ナンパグループ」が出現し、もてない男たち「ナンパ族」を指導している。合言葉は“1日1ナンパ”だ。写真は1年間自宅から出たことがないという重慶市在住のオタク少年。

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2009年8月10日、05年の米映画「最後の恋のはじめ方」で、主演のウィル・スミス扮する主人公ヒッチが演じたデート・コンサルタントの影響を受けてか、河南省鄭州市でナンパを指導する「ナンパグループ」が出現し、もてない男たち「ナンパ族」を指導している。「ナンパ族」は「1日1ナンパ」を合言葉に、自信のない自分に別れを告げようと努力しているという。中国新聞社が伝えた。

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ナンパを指導する「ナンパグループ」のリーダーは、現在の青年について、バーチャル世界に深く迷い込んでおり、加えて仕事のストレスなどで性格が内向的になりがちで、「オタク」や「腐女子」などになってしまう可能性が高い、と分析している。「自分に自信が持てず、恥ずかしがって異性に告白さえできない青年たちの自信を回復させるのがグループの目的」とリーダーは話す。

ナンパを学ぶ「ナンパ族」の一員・趙(ジャオ)さんは、電子工学を専攻する学生。クラスに女性は少なく、ほとんど女性と接触した経験がないため、女性に会うと相手をまともに見ることができないほどの極度な緊張に襲われていたという。リーダーは、服装や話し方などナンパテクニックの指導だけでなく、「一番重要なのはずうずうしさ」と精神面での自己改革の必要性を強調。「まだ彼女はできていないけれど、彼はすでに自分の魅力を見つけた」と趙さんの進歩を認めている。

一方、心理学者は、「ナンパを通じて自信を回復するのは結構だが、テクニックに頼りすぎるとマイナスの影響もある」と注意を促している。(翻訳・編集/HA)

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