依然続く派手婚、しかし大半は親の援助に依存―湖北省武漢市

Record China    2009年8月11日(火) 10時49分

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8日、武漢市の平均結婚費用が約70万〜110万円であることがわかった。約半数のカップルが30〜50%を親の援助に頼っている実態も浮かび上がった。資料写真。

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2009年8月8日、「武漢晩報」が武漢市の平均結婚費用を調査、5〜8万元(約70万〜110万円)が7割を占めた。

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調査は、5年以内に結婚予定のカップルと結婚5年以内の夫婦、合計50組を対象に行われた。対象者の年齢は大部分が24〜40歳で、学歴は大卒以上、月収は5000〜1万元(約7万〜14万円)だった。予算をオーバーした人は全体の3分の2を占め、さらにその額が1万元(約14万円)を超えた人は約40%だった。最も支出の多いのは披露宴に関わる費用で、平均2、3万元(約28万〜43万円)だった。

結婚に必要なものという質問については、多い順に家、家電、インテリア、披露宴、新婚旅行、記念写真、車などが挙がった。自宅購入を除いても5万元(約70万円)を超え、9割が住宅ローンを抱えることも分かった。

また、大半のカップルが両親に経済的援助を受けており、結婚費用の30〜50%を援助に頼るカップルが5割近くを占め、50〜70%の援助を受けるカップルもいた。社会人なのだから親に依存せずに結婚すべきとの考え方もあるが、実際には若いカップルにとって経済的負担が大きく、親世代は子供の負担を軽くしてやりたいという親心や、婚礼は親が取り仕切るのが中国の伝統だという根強い考えもある。(翻訳・編集/中原)

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