Record China 2009年8月10日(月) 17時57分
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6日、中国の学会・教育界の腐敗は深刻の度合いを増しており、有名大学の学長クラスによる論文盗用が次々と発覚していると報じた。写真は武漢理工大学の周祖徳学長とその論文。
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2009年8月7日、新華網によると、香港紙「太陽報」は6日、中国の学会・教育界の腐敗は深刻の度合いを増しており、有名大学の学長クラスによる論文盗用が次々と発覚していると報じた。
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最近、武漢理工大学の周祖徳(ジョウ・ズーダー)学長が同大学院生の論文を盗用した疑惑が浮上した。他にも遼寧大学の陸杰榮副学長、西南交通大学の黄慶副学長、広州中医薬大学の徐志偉(シュー・ジーウェイ)学長らによる論文盗用の事実が判明しており、これらは氷山の一角との見方が広がっている。
同紙は、「大学とは社会を照らす灯台であり、その学長たるや大学の灯台として『学問の師、社会の模範』であるべき」と指摘、「その学長自らが学生の論文を盗用するとは、大学を堕落させ、さらに多くの人々に誤った道を進ませることになる」と批判した。
これまでも、中国の大学や研究所では、学者や研究生による論文盗用は少なくなかったが、世論はこれらの不正を厳しく追及することはなかった。
しかし大学の学長クラスにまで不正が蔓延しているとなると話は別だ。「羞恥心」をなくした一部の学者たちは、権力を乱用して学生や研究生の成果を横取りした挙句、事が発覚すれば全責任を他人に押しつけて知らん顔している。「論文盗用は知的窃盗であり、学問倫理に反しているだけでなく刑事犯罪でもある。不正を行った者を学会から追放し、刑事罰適用を徹底せよ」と同紙は結んだ。(翻訳・編集/本郷)
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