<北京五輪>あれから1年、「鳥の巣」などは人気持続=一方で、閑古鳥鳴く競技施設も―香港紙

Record China    2009年8月8日(土) 13時28分

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5日、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、「北京五輪の勝ち組と負け組」と題した記事で、競技施設の明暗が分かれていると伝えた。写真はビーチバレー会場だった朝陽公園。

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2009年8月6日、環境球報によると、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは5日、「北京五輪の勝ち組と負け組」と題した記事で、競技施設の明暗が分かれていると伝えた。北京五輪から約1年が過ぎたが、人々からの注目を集め続ける施設もあれば、誰からも見向きもされない施設もあるという。

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厳しい暑さが続く夏の北京だが、それにもかかわらず北京五輪のメイン会場だった北京国家体育場(通称・鳥の巣)と北京国家水泳センター(通称・ウォーターキューブ)には連日、世界中から多くの観光客が長蛇の列を作っており、収入もかなりのものになっている。統計によると、08年10月から今年5月までに、「鳥の巣」の収入は2億6000万元(約36億4000万円)、「ウォーターキューブ」は1億400万元(約14億5600円)で、その7割が入場チケットによる収入だ。

しかし、北京五輪に使われた競技場のすべてが同様に高い収入を集めているわけではない。大半の競技場はその後ほとんど使われることがなく、すっかり無用の長物と化しているという。「鳥の巣」と「ウォーターキューブ」は北京市が直接管理する企業によって安定した運営が行われているが、それ以外の施設は“冷遇”されており、中国の体操チームが金メダルを獲得した北京国家体育館ですら、現在は人影もなく、灯りもない真っ暗な状態が続いているという。(翻訳・編集/岡田)

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