<レコチャ広場>今日の北朝鮮は昨日の中国=元大統領の訪朝で米朝関係改善か―中国

Record China    2009年8月7日(金) 12時29分

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5日、鳳凰網のブログに「今日の北朝鮮は昨日の中国」と題した記事が掲載された。四面楚歌の北朝鮮は当時の中国同様、実は米国の助けを必要としていると論じている。写真は北朝鮮。

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2009年8月5日、ポータルサイト鳳凰網のブログページに「今日の北朝鮮は昨日の中国」と題した記事が掲載された。四面楚歌の北朝鮮は当時の中国同様、実は米国の助けを必要としていると論じている。

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4日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が訪朝したクリントン元米大統領と笑顔で写っている写真が公開された。北朝鮮が「帝国主義者」と批判する国の元大統領が金総書記のVIPとして迎えられたのだ。筆者はこれが「米朝関係の奥深さ」だと指摘する。表向きは米国人記者2人の釈放を求めるための訪朝としているが、実は米朝関係を改善させ、朝鮮半島における影響力を高めることが米国の真の目的だというものだ。

米国は中国との国交樹立前の1972年にも、当時のニクソン大統領が電撃訪中を果たすという離れ業をやってのけている。当時は冷戦時代の真っ只中。中ソ対立により独自路線を歩み始めた中国を取り込みたい米国と、大国・米国の力を借りたい中国。筆者は「今の北朝鮮は当時の中国と同じだ」とみている。

5月に核実験を強行したことで四面楚歌に陥った北朝鮮は米国の力を借りて何とかこの危機から脱したい。今回は中国やロシアも強い態度で非難しており、それがかえって米国に「つけ入る隙」を与えているとも言える。筆者は元大統領の訪朝が両国関係にどれほどの影響を与えたかは分からないとしながらも、米朝関係の改善は朝鮮半島における中国の影響力を低下させることは間違いないと指摘した。(翻訳・編集/NN)

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