<上海万博・日本のキーマン1>「一人でも多くの日本人に知ってほしい」―経産省博覧会推進室・岩田室長

Record China    2009年8月24日(月) 8時19分

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09年8月、来年5月からの上海万博に向けて日本館「かいこじま」の出展準備や日本人観光客の誘致など地道な作業が進んでいる。本シリーズは上海万博関連に携わる日本側のキーマンを紹介。写真はキーマンの一人・経済産業省有数の中華圏通、博覧会推進室の岩田泰室長。

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2009年8月、来年5月からの上海万博に向けて日本館「かいこじま」(中国語名:紫蚕島)の出展準備や日本人観光客の誘致など地道な作業が進んでいる。本シリーズは上海万博関連に携わる日本側のキーマンを紹介する。第一回は日本館の出展を担当するキーマン・経済産業省博覧会推進室の岩田泰(いわた・やすし)室長。

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「これを機会により多くの日本人に上海に行ってもらえれば」と語る岩田室長。7月に室長に着任したばかりだが、上海万博は国内の博覧会と違って、日本人からの注目度はまだまだこれから。

「日本館の展示を通じて、日本と中国との長年にわたるつながり、調和のとれた未来を実現するための心のつながり、というメッセージをうまく来館者に伝えたい」「担当業務はまず日本館の立ち上げをしっかりやり遂げ、開幕の当日を迎えることだ」としながらも、「税金を使って行うことなので、一人でも多くの日本人に知ってもらいたい」と語り、日本館及び上海万博に対する国民からの評価を強く意識している。

8月末には総選挙が行われ日本の政局は激動期を迎えるが、「これまでも関係各方面から支援していただいている。この期に及んで日本館の出展にも変化はないでしょう」と淡々と構える。

前任はジェトロの上海センター、さらにかつて台湾との窓口機関である交流協会の台北事務所で経済部主任も経験し、同省でも有数の中華圏通だ。急速な経済成長に湧く上海の現場でプレス対応を経験してきただけに報道関係者への対応も不必要に構えることなく自然体。上海時代からレコードチャイナのニュース配信をチェックしていたインターネット情報通でもある。1968年生まれ41歳。(インタビュー/三木)

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