急速に小さくなる、中国最大の湖=過剰開発などで河川からの流入水量が減少―青海湖

Record China    2009年7月28日(火) 6時36分

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26日、中国チベット高原にある中国最大の湖・青海湖が1908年からの95年間で水位が13m下がり、湖水面積が700平方キロメートル以上も縮小していることが分かった。

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2009年7月26日、中国チベット高原にある中国最大の湖・青海湖が1908年からの95年間で水位が13m下がり、湖水面積が700平方キロメートル以上も縮小していることが分かった。新京報が伝えた。

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2000年に人工衛星が観測したデータによれば、青海湖は総面積が4256平方キロメートル、推定湖水容積は739億立方メートルで、最大水深は38m。世界で2番目に大きい内陸塩湖である。1959年以降、水位は毎年平均12cmずつ下がり、湖水面積も同3.5平方メートルずつ減り続けている。2000年は1年間で水位が21cmも下がり、過去最高を記録した。その主な原因は地球温暖化や60年代〜70年代にかけて行われた過剰な土地の開墾・放牧、湖に流入する河川の量が減ったことなどが挙げられている。特に80年代以降は湖に流入する河川の水量が60%も減少した。

青海湖では2002年から毎年、世界で最も高所を走る自転車レースとして知られる「ツアー・オブ・チンハイレイク」が開催されている。(翻訳・編集/NN)

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