シャープ、携帯端末「3G」で再び中国市場に参入、日本の他社も追随か―中国紙

Record China    2009年7月27日(月) 12時55分

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25日、昨年、携帯電話端末で中国市場に本格参入したシャープが今月末、北京で新製品の発表会を開催する。今年からようやく3Gサービスが開始された中国で、世界トップクラスを誇る日本勢は再び勢いを盛り返すことができるのか。写真は北京の街頭。

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2009年7月25日、昨年、携帯電話端末で中国市場に本格参入したシャープが今月末、北京で新製品の発表会を開催する。今年からようやく3Gサービスが開始された中国で、世界トップクラスを誇る日本勢は再び勢いを盛り返すことができるのか。21世紀経済報道が伝えた。

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日本の携帯電話端末メーカーはこれまで、第2世代が主流だった中国のニーズにそぐわない機種展開や値段の高さがネックとなり軒並み苦戦。NECや松下電器産業に続き、京セラが昨年撤退したことで全滅状態となっていた。シャープにとってはその矢先の中国市場参入となったが、同社パーソナルソリューション事業推進本部の中川潤子マーケティングセンター副所長は「機は熟した」と強気で語る。

昨年11月に発売した「AQUOS携帯 SH9020C」は4500元(約6万2000円)と高価格ながらも、今年5月のGWには4000元〜4500元(約5万6000円〜約6万2000円)機種の販売ランキングで堂々の1位を獲得。同社は今後、さらに低価格の機種も販売する予定だ。3G時代を迎えた中国では今、携帯ユーザーたちは最先端である日本の機種に高い関心を示しているという。

日本国内の携帯電話出荷数は昨年、世界的な経済危機の影響を受け、前年比19%減と大幅に減少した。今年はさらに減少傾向が加速すると見られていることから、記事は、日系メーカーはどこも海外事業の拡大に必死だと指摘。シャープ以外のメーカーも中国市場への参入を検討していると伝えた。(翻訳・編集/NN)

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