ネットモデル、売れる条件は日本人っぽさ!?―中国

Record China    2009年7月26日(日) 23時28分

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24日、浙江省の夕刊紙「銭江晩報」によると、“麻豆”と呼ばれる職業が中国のインターネット上で話題を呼んでいる。写真はネット上で様々な依頼を受ける女性。

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2009年7月24日、「銭江晩報」によると、“麻豆”と呼ばれる職業が中国のインターネット上で話題を呼んでいる。

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麻豆(マードウ)とは、モデルを意味するインターネット用語だが、「気軽にモデルをしてみたい」という若い世代を中心に、ネットモデルが新たな職業として人気を集めている。インターネットサイトを運営するオーナーも新たなビジネス戦略としてこれに注目しているという。

「初仕事は、アパレルメーカーの衣装モデルでした」と話す大学2年生のAさんは、地域情報紙でネットモデルの募集を知った。何着も着替えて撮影は半日かかったにもかかわらず報酬はわずか100元(約1300円)。しかし彼女は「貴重な体験ができて満足している」と話す。ネットモデル人口は、急速に拡大傾向にある。彼女のような大学生だけでなく、プロのモデルがネットモデルを兼業するケースもみられるという。

ネットモデルの募集広告をみると、「容姿端麗な25歳以下の女性。身長160〜168cm、体重49kg以下」がほぼ基本的な条件。撮影は週1〜2回が一般的で、報酬は少なくとも1日200元(約2700円)。売れっ子モデルになると1日800〜1000元(約1万1000〜1万3000円)、中には半日で3000元(約4万1000円)を稼ぐモデルもいるという。「ネットモデルというビジネスは生れたばかりだが、今後ますます注目されていく」とある業界関係者はみている。

ネットモデルになるには、「背が高すぎてもダメ。ぽっちゃり体型もNG」。売れっ子モデルの特徴は、「日本人や韓国人っぽい雰囲気」だという。流行の婦人服は、いずれも日本や韓国のファッションを参考にしたものであるため、こういう「基準」が定着したのかもしれない。(翻訳・編集/SN)

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